百聞は一見にしかず、なのよとしていたが、
最近またラジオのスイッチをひねる機会が多くなった。
あれほど猥雑でうるさいと思ってずっと敬遠してきたAMラジオの音が
妙に懐かしく、短時間ならむしろ好ましく聞こえるのが不思議だ。
この間、内田樹のブログに「ラジオについて」というのがあって、
声についてのなるほどねぇとおもわせるような見方が披露されていた。
とっても気に入った音のする風鈴アンプ、5A6/CV4097SE。
このところそれの、信号をフィラメント中点に戻す電解コンの容量を替えて
聴きこんでいる(
ペルケ師のHP、
”ミニワッター”サイト、および
掲示板ご参照)。
当初82μFで組んでいたが22μF増量。鳴らすSPにもよるのだろうが、
好ましい音は歪みが少なくなればよいというものでもないのだろね。
毒の量をコントロールして適度なポリフォニックを得ることこそむつかしい。