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窓辺のアロエ
窓辺のアロエ_c0185653_9385885.jpgアロエベラ。一ヶ月前にチラと見えていた花芽が
いつの間にかこんなに大きな花穂となった。

わたしは水を時々やっただけ。
エネルギー保存則に合わないような....。
窒素分は空中から固定するのか?
するとエアープランツのように土を
あてにしなくなってきたのか?
そうだとすると、その進化おそるべし。

今年のソメイヨシノの開花は少し早いとのこと。
たしかに道々のつぼみはもう大きく緑にふくらんでいる。

だがブルブル、寒い、今日は。最高6℃の予報。

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「兄ちゃん、ちょと火ィかしてくれへんか?」
# by meltcheese | 2010-03-09 08:06
ミモザ
これは散歩で見かけたミモザの見事な花房。
りっぱな庭樹に成長している。
そうです。暖地なのです。ここは。
そして、寒いけど季節はもう春なのです。
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# by meltcheese | 2010-03-08 12:36
玉_c0185653_12225640.jpg出雲系(諏訪族)との関連を指摘されている中部日本の
道祖神はここの道を歩いているとよくみかける。
注意してみると、ここら辺には同一石盤に六体を
刻んだ地蔵尊とともに道祖神がたくさんあり、
北の育ちの私に確かに異境にいるといういくばくかの
旅愁と感慨を常に与えている。


いつも歩く相川沿いの散歩道にあるのは
丸く磨かれた玉だ。
道路改修などで古くからあった場所に
こうして新しくたてかえられたようだ。

道祖神とひとことでいっても、縁起も意味も
ずっと古いのも比較的近世のも、もう
一絡げ(バンドル)になってしまっている。
信州のある場所の典型的なそれとは形態が異なり、
近郊のは古びた自然の丸石が祀られているのが多い。
由来はつまびらかでないが、かなり古代からの
形態継承のように感じる。

古代の、どういう系統のひとびとが
どういう理由でこれを祀ったのであろうか。
そして、今に至る時代時代のひとびとが
何を願ってこれに手を合わせたのだろうか。


紅梅は夜来の雨にうたれてもう散りかげんだ。
# by meltcheese | 2010-03-08 12:27
予感
 古着屋の 古着の中に 失踪しさよなら三角 また来て四角 
         (寺山 修司)

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湿気寒い朝で、町境の山の頭には昨夜被った雪が残っている。
しかし、季節は確実に前進し、この冷たい雨も地面に滲みて
ことしも違いなく、山の神が田の神に変身するあの爛漫の時を準備している。

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# by meltcheese | 2010-03-08 12:01 | 自然・動物
峠道
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「峠は風の通り道だといわれる。山を知る人は、峠付近ではテントを張らないという。遠くから山脈を眺めると、低いところがあるが、そこが大抵は峠である。人間が時間をかけて、そこを通るのが、一番楽だと考えたからであろうか。

 こう考えると、峠は人間の知識の集積だともいえる。 山を越えるという意識は、生きる空間の広がりがそこに住む人間にとって必要になったからである。山を越えなければ生きていけないという、切実なことがあったのである。」  (「峠」 幻視行   吉永哲郎 より) 

旧石器時代から現代まで、ひとはこうやって峠をこえる。


←山渓バックナンバーより
# by meltcheese | 2010-03-05 12:06 | 読書